IPウォームアップを初めて行う方へ。ウォームアップ不足にならない期間とは?
IPウォームアップは、配信リスト選定とペース調整で成否が決まります。初期段階では最も反応の良い顧客に絞り、開封率40%以上を目指すことが重要。過去にメールを開封・クリックした顧客層にターゲットを限定することで、ISPに『価値あるメール』とのシグナルを送ることができます。
新規ドメインの使用は避け、すでにISPから信頼されている評価の高いドメインを選びましょう。Spamhausのツールを使ってドメイン評価スコアが10以上であることを確認し、実績あるドメインと新しいIPを組み合わせることで到達率が大幅に向上します。
ウォームアップには4〜6週間の期間が必要です。初日は50〜100件から始め、毎日約20%の割合で段階的に送信量を増やしていきます。焦って急激に増やすと迷惑メールフィルターの警戒を強め、かえって時間がかかるため注意が必要です。
1日の送信分を数時間ごとに分散させる『スロットリング』が重要です。一気に大量送信すると受信側に負荷がかかり、迷惑メール攻撃と疑われるリスクが高まります。1時間に1,000通を超えないペースでの分散配信を推奨しています。
ウォームアップ完了後も、IP評価を維持するには毎日5,000通以上の配信が必要です。GoogleやMicrosoftは『1日5,000通以上』を大量送信者の区切りと見ているため、日頃からこの量をコンスタントに送信することで急激な増加にも対応できるようになります。