日本国内でもGoogle Postmaster Tools旧画面(V1)がついに終了!V2移行への影響について
メール配信の健全性を保つために欠かせない「Google Postmaster Tools(GPT)」。
長らく親しまれてきた旧インターフェース(V1)ですが、ここ数日で強制的に新インターフェース(V2)へリダイレクトされるユーザーが世界中で急増しています。
2025年10月末にはサービスを停止すると言われていましたが、日本国内でもV2しか表示されなくなっており、どうやらV1の完全終了に向けた世界的なロールアウトが本格的に始まったようです。

惜しまれるV1の「レピュテーション」データ
私が属しているメール専門家コミュニティでも、V1の終了を惜しむ声が多く上がっています。
当社でも重宝させていただいておりましたが、その最大の理由は、IPアドレスやドメインの詳細なレピュテーション(評価)データの喪失です。
V1では、過去を遡って「Googleから自社のドメインがどう評価されているか」をピンポイントで確認することができ、到達率改善の大きな指針となっていました。
現状のV2ではこれらの具体的な指標は提供されておらず、「コンプライアンスデータ」などに置き換わっています。
Google側が意図的にブラックボックス化を進めているという見方が強く、送信者側はこれまで以上に手探りでの運用を迫られそうです。
V2への移行に関する現状の課題
完全移行が進む一方で、V2の動作にはまだ不安定な部分も見受けられます。
- 一部のユーザー環境で、直近のフィードバックループ(FBL)やコンプライアンスデータが更新されていない現象が発生。
- 一部のAPI経由ではまだV1のデータが取得できるなど、完全なシャットダウンにはタイムラグがある模様。
いずれ解消されるかと思いますが、初期に発生している事象として共有をいたします。
V2で新しいドメインを追加する方法
私も最初戸惑いましたが、V2に移行したことで、「新しいドメインをどうやって追加すればいいか分からない」という声も聞かれます。
次のの手順で追加が可能ですので、お困りの方は試してみてください。
- 画面上部の「ドメインを選択)ドロップダウンメニューを開く。
- メニュー最下部にある「ドメインの管理」をクリック。
- 「新規ドメインを追加」をクリックし、新しいドメインを入力して「作成」。
- 再び「ドメインの管理」ページに戻り、作成したドメインを検索する。
- 見つけたら右にスクロールし、3つの点(メニューアイコン)をクリック。
- 「ドメインを検証」をクリックすると、DNS設定に追加すべきTXTレコードが表示されます。

DNSサーバーに記載するTXTレコードが発行されれば、残りの対応は今までと同じです。ホームページを管理しているDNSサーバーに発行されたレコードを追記ください。
最後に
長らく送信者に愛用されてきたV1の終了。レピュテーション情報に関するデータが見られなくなるのは寂しいですが、今後はV2の下部にある「新しい到達率分析」などを活用し、Googleの新たな方針に適応していく必要がありそうです。