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キャッチオールメールアドレスの理解と取り扱いについて

2024.06.12

メールマーケティングの分野に関わる人なら、キャッチオールメール(Catch-all)やアクセプトオールメール(Accept-All)という言葉をそろそろ聞いたことがありませんでしょうか。

これはメールの受信サーバーの設定状況を示すものです。当社はこの設定がされたメールアドレスは、お化けメールアドレスと呼んでおります。

今回は、キャッチオールメールの基本的な概念、事業者がそれを使用する理由、検証方法について解説のうえ、キャッチオールメールをメールキャンペーンに含めるべきかどうか情報提供いたします。

キャッチオールメールとはどんなメールアドレスなのか?

キャッチオールメールアドレスは、ドメインの所有者が設定したメールアドレスの一種で、ドメイン内のすべてのメールを受け取るように設定されています。

これは、特定のメールアドレスが存在するかどうかに関わらず、全てのメールが受信されることを意味します。

例えば、

  • info@example.com
  • sales@example.com

などのアドレスが存在しなくても、example.comドメインに送信されたメールはすべて受信されます。この設定により、無効なメールアドレスでもハードバウンスを避けることができるため、メールアドレスの有効性を判断するのが難しくなります。

Googleが提供するG-Suiteでも

  • 誤ったアドレスに送信されたメールをキャッチオール メールボックスで受け取る

自身のドメインに送信されてきたメールをすべて受け取る設定ができるようになっています。

なぜ企業はキャッチオールメールを使用するのか?

事業者がG-Suiteなどを活用してキャッチオールの設定を活用する理由はいくつかあります。

重要なメールの受信確保

すべてのメールを受け取ることで、存在しないアドレスに送信された重要なメールが失われるのを防ぎます。特に、多くの従業員がいる事業者や、従業員の離職率が高い事業者にとってメリットがあります。従業員が退職しても、重要なメッセージが確実にサーバーで受信されます。

セキュリティ向上

犯罪者が有効なメールアドレスを特定するのを防ぐために使用されます。すべてのメールが受信されるため、どのアドレスが有効でどのアドレスが無効かを犯罪者に知らせることがありません。

犯罪者が有効なアドレスを見つけて迷惑メールを送信したり、販売したりするのを困難にします。

日本の航空会社が被害にあったことでも有名な、ビジネスメール詐欺(BEC)攻撃を防ぐのにも役立ちます。

キャッチオールメールのデメリット

一方で、キャッチオールメールを使用することにはデメリットもあります。主なデメリットは、迷惑メールを受信する可能性が高まることです。存在しないアドレスにもメールが届くため、犯罪者がそのドメインに大量のメールを送信でき、不要なメールが大量に届くことになります。

ドメイン所有者がどこにメールが送信されようとしているのかを把握できるという利点もあります。送信者がアドレスを誤って入力しているのか、それとも意図的に使用しているのかを知ることができ、スパムトラップとして機能することもあります。

キャッチオールメールの検証の必要性と方法

キャッチオールメールアドレスはバウンスしないメールアドレスであることから、メールリストの品質を保つために検証作業が重要です。存在しないアドレスや無効なアドレスに大量のメールを送信すると、メールのエンゲージメント率が低下し、送信者の評判が損なわれる可能性があります。

キャッチオールメールアドレスがリストにどれだけ含まれているかを把握することで、より効果的なメールキャンペーンを実施することができます。

キャッチオールメールアドレスを検証するには、当社が提供しているようなドメインがすべてのメールを受け入れるように設定されているかをチェックするメール検証サービスを使用します。

メールクリーニングサービス│メールクリーニングの窓口

バウンスしないキャッチオールアドレスにメールを送信すべきか?

キャッチオールメールをメールキャンペーンに含めるべきかどうかは慎重に検討する必要があります。

キャッチオールメールはドメイン内のすべてのメールを受け取るため、存在しないか使用されていないアドレスが含まれている可能性が高く、結果的にエンゲージメント率が低下し、メールの配信性と送信者のIP評価に悪影響を与える可能性があります。

キャッチオールアドレスにメールを送信するための有効な対策

キャッチオールのメールアドレスに対してメールを送信するにあたり、

メール検証サービスの利用

キャッチオールメールアドレスに送信する際の最初のステップは、当社が提供しているメールクリーニングサービスを利用して有効なアドレスを特定することです。送信リストの品質を向上させ、見えないバウンスの可能性を最小限に抑えることができます。

キャッチオールのアドレスであってもスコア化することが可能であるため、最低評価のキャッチオールアドレスだけ削除することも可能です。

メールリストのセグメント化

メールリストをセグメント化し、キャッチオールアドレスにターゲットを絞ったメールを送信することが重要です。セグメント化とは、リスト内のメールアドレスを特定の基準に基づいてグループ化することです。

キャッチオールアドレスを独立したセグメントとして扱うことで、他のメールアドレスとは異なるアプローチを取ることができます。

例えば、キャッチオールアドレスには、特に興味を引くようなパーソナライズされたコンテンツや特別なオファーを含めることで、エンゲージメントを促進することが可能です。また、セグメント化されたリストを用いることで、各セグメントのパフォーマンスを詳細に分析し、戦略を適宜調整することができます。

全体的なメールマーケティングの効果が向上し、リストの健全性を維持することができます。

段階的なメール配信

キャッチオールメールアドレスへのメール送信は、慎重に段階的に行うべきです。一度に大量のメールを送信するのではなく、小規模なバッチで送信を開始し、その結果を監視することが推奨されます。

この方法を使うことで、キャッチオールアドレスの受信状況やエンゲージメントのパターンを確認することができます。

例えば、初回の送信での開封率やクリック率を観察し、そのデータを基に次のステップを計画します。段階的な配信は、リストのエンゲージメントをテストする効果的な方法であり、迷惑メールフィルターにかかるリスクを低減するのにも役立ちます。

もし最初のバッチで期待する成果が得られなかった場合、送信戦略を見直し、コンテンツや送信タイミングを調整することで、次回のパフォーマンスを向上させることが可能です。

エンゲージメント率の監視

キャッチオールメールアドレスに送信した後は、エンゲージメント率を注意深く監視することが重要です。

  • バウンス率
  • 開封率
  • クリック率

などの指標を定期的にチェックし、異常がないかを確認します。高いバウンス率や低い開封率が続く場合は、メールリストの品質に問題がある可能性があります。また、これらのデータを基に、メールキャンペーンのパフォーマンスを評価し、必要に応じて戦略を調整することが重要です。

例えば、エンゲージメントが低い場合は、キャッチオールアドレスをリストから除外することも検討すべきです。定期的な監視と分析を行うことで、メールマーケティングの効果を最大化し、長期的な成功を収めることができます。

高い水準のエンゲージメント率を維持することで、送信者の評判を高め、メールの配信性を向上させることができます。

最後に

年代や性別によって、使われるメールが携帯キャリアメールであったりポータルサイトのメールアドレスであったり多様なメールアドレスが存在する日本においてもキャッチオールアドレスは存在しております。

キャッチオールメールアドレスを正しく理解し、適切に扱うことで、メールマーケティングの効果を最大限に引き出すことができます。適切な検証と戦略的なアプローチを心がけ、成功するメールキャンペーンを実現しましょう。

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