メルマガの正しいABテストの作り方

メルマガ担当者が求められる成果は、
できるだけ多くの方に

  1. 1️⃣ 伝えたい情報を受信者に対し的確に伝える
  2. 2️⃣ 受信者に期待する次のアクションを起こしてもらう

このことに尽きると思います。

突然ですがこれは、
私が実際に関わったセミナー集客のメールで
ABテストを行った結果です。

■ 件名のABテスト

AがBの150%の次のアクション(誘導)を達成した事例です。

  • 🅰️【セミナー】●●●●で失敗したくない方へ ・・・ 2.31%
  • 🅱️【セミナー】●●●●で●●に聞きたいことがある方へ・・・ 1.52%

※ LPへの誘導率 = ユニークのクリック数/配信成功者

メルマガのABテストで
一番力を入れる必要がある部分は
メールの件名です。

なぜか?
あなたが毎日受信しているメールの
メールボックスをみればわかりますよね。

たくさん受信するメールの中でも、
必ず目にする情報があります。
それが、メールの件名です。

下駄箱に積まれたラブレターで例えると、
封筒にあたります。

色気のない茶封筒の場合、
開封の優先順位が下がり
肝心な文面を読まれない可能性が高りますよね。

メルマガマーケティングにおいて
最初に大切なことは、メールを開封して
伝えたい情報を読んでもらうこと。

メルマガの開封率は、
ABテストのときに使う指標の1つですが、
当社は開封率を無視しております。

なぜなら、大切なことは
“次のアクションをどれだけ起こすことができるか”
だからです。

開封率だけを追いかけると、
誤ったプロモーションを行う可能性があります。

先ほどのABテストのメール開封率です。

🅰️【セミナー】●●●●で失敗したくない方へ ・・・50.9%
🅱️【セミナー】●●●●で●●に聞きたいことがある方へ・・・ 51.2%

開封率はBの方がいいのですが、
次のページへの誘導率はAがBの150%を達成しています。

10,000人に配信成功していれば、
80名も次のアクションに違いが出るのです。

開封率がBの方がいいのに、
誘導率で差が出るのはなぜ?

これは”マインドセット”の問題です。

受信者が件名を通じて芽生える期待値と、
文面から伝える内容の乖離です。

件名から芽生えた気持ちと、
開封後に生じた気持ちに乖離が大きいと、
次のアクションを起こさなくなるのです。

迷惑メールフォルダに入っている、
フィッシングメールのメール件名をみれば、
わかりやすいですよね。

目について、
思わず開封したくなる
“メール件名”ってありますよね。

ただし、
メール文面が期待した内容と違えば
メールはスルーするか削除ですよね。

大切なことは、次のアクションを起こさせること

つまり、ほとんどのメールにおいて、
開封率は無視をしてしまっても構いません。

最後にABテストを作るうえで、
気を付けて欲しいことです。

メルマガのABテストで気を付けて欲しいこと

気を付けなくてはいけないことは3点です。
件名のABテストは、必ずApple to Appleでテストをしてください。

1.件名のみ変える

配信対象者は会員番号などを
奇数・偶数に分けて配信する。

送信元情報やメールアドレスなどは
必ず同じにしてください。

この情報を変えるだけでも違いが生じます。

2.配信のタイミングは必ず同じにする

時間帯や曜日が変わると、
反応は確実に変わります。

例えば、スポーツイベントがある日曜日と
そうでない日曜日では、結果は異なります。

3.配信対象者は会員番号などを奇数・偶数に分けて配信する

最近会員になられたら、
ロイヤリティが高い方ほど反応する可能性が高いです。

母集団は、会員番号などで奇数・偶数にわけ対応ください。

この3点を無視したABテストは、
本当の意味でのABテストにならず、
期待する成果拡大にもつながりません。

メルマガのABテストは
高額なシステムを入れていなくても可能な取組です。

漢字を2文字変えるだけでも、
違いが生じることが多々あります。

HTMLメールの場合は、
コンテンツのABテストも行えますが、
はじめてのABテストは件名から開始ください。

VUCAの時代と言われているなか、
今までの常識が通じなくなるケースも多々発生しております。

メルマガを通じて売上数字を伸ばしたい
考えているかた、

地道なABテストは
あなたのビジネスを間違いなく
成功に導いてくれるはずです。

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