メールマーケティングに目覚めた時

保険を選ぶときの消費者
心理を深く観察できた

「親を安心させるために医療保険に加入しませんか」

当社の代表者が忘れもしない、大失敗したメルマガのタイトルだ。保険という金融商品を、インターネットを通じて提供する事業に長年携わり、人はなぜ保険に加入するのかを研究し続けた。

同じ母集団でも、1年更新の損害保険商品であれば、最安の保険商品を選ぶ方が多いのに、5年更新の医療保険となれば、最安の医療保険を選ばない。そもそも、保険という商品はどのような価値を提供しているサービスなのか、よく理解もしないまま10年以上もの月日を過ごしていた。

医療保険の保険加入は確かに親を安心させる価値を発揮するかもしれないが、契約者本人にとっては最も重要な価値ではない。医療保険の加入は、もっと尊い価値があるのだ。安い医療保険だから売れると思い、21世紀になり何社もが最安の保険で勝負をしたが、簡単に”成功“という2文字を手に入れることはなかった。

外資系の通販会社でダイレクト本部長や代表を担ったかたですら、理解をしていなかった”保険の価値”である。


メールの文言を変えるだけで、
開封率や成約率が激変する

メルマガの教科書は今でも日本に存在していないと思う。もし参考にするとすれば、ラブレターの書き方と手渡し方の本だろうか。

WEBマーケティングは取り組んだことがすぐに数字となり、効果測定ができる。メルマガを担当するマーケターは、ABテストを繰り返すなかで感覚を磨いて欲しい。人はどのような”単語・文章”に反応する・しないを肌で理解して欲しいのだ。

ABテストは会員番号を奇数と偶数で分けることで実現できる。リストは必ずこのような手法で分けたうえでABテストを行って欲しい。そうでないと、誤った結果を見ることになる。

ABテストを行うことで、たった2文字の漢字でも劇的な違いがあることを学ぶだろう。類語辞典から何か代替できる単語が無いか確認のうえ、ABテストを行ってもらいたい。例えば、あなたは自信をもって、「無料」・「ただ」。どちらの単語がメールの件名に適しているか言えるだろうか。

件名はメルマガマーケティングの中で、最も重要なものだ。封筒を開けてもらわないと、どれだけ立派なラブレターを書いても読んでもらえないからだ。


メールマーケティングなど
組織の中で新しいを取組を実施する難しさ

もし、あなたが大企業の従業員であれば。メールマーケティングでどのようにしたら成功をするか、なかなか解を見いだせず、苦しんでいるのではないだろうか。

経験上、メルマガ配信のノウハウは1年や2年で簡単に身につくものではない。広報担当者が書くテキストを配信したとしても、人の心を動かすことを目的としたテキストではないので、期待する成果を出すのは極めて困難と考える。

また、せっかくノウハウを身についてきたというタイミングで、異動や退職にともない、ゼロからのスタートになってしまう。このようなことが非常に多いのではないだろうか。

わりきって、数字を出せる外部の力を活用して欲しい。組織で保有する個人情報は、コストをかけずに売上高をあげるための源泉なのである。使わなかったら、まさに宝の持ち腐れ。年単位の時間をかける余裕があるのか、それともすぐに成果を出す必要があるのか。

当社が提供するメルマガマーケティングの支援サービスを一度ご利用いただき、可能性を探っていただきたい。


DXの波に乗る

コロナ渦以降、非対面型へのビジネスモデル転換が急務という事業者も非常に多いであろう。近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)という単語が様々なところで騒がれている。ITを活用したビジネスの構築することで、他社との競争で優位なポジションを築きあげていくというものだ。

組織の管理職の方に伝えたい。組織におけるあなたの評価を上げてくれる部下は、業務ノウハウをデジタル技術を用いて仕組み化してくれる部下である。「業務のノウハウを仕組み化する」。この結果を残した部下を高く評価する時代がきている。

組織の従業員が業務を通じて得るノウハウは、一義的に組織の能力でなく個々の能力となる。このノウハウを、デジタルの技術を使い、いつ何時でも再現性があるノウハウとして確立していく必要がある。

売上につながる、勝利の方程式というものは数字を取れる営業担当者ほど持っているはずである。それを、仕組みとしてデジタルマーケティングに取り入れて行く必要があるのだ。


メールマーケティングは人の
構造を明らかにすることである

メールマーケティングで結果を残していくためには、人をよく理解する必要がある。人の脳がどのように人の行動に作用するのかだ。

また、男女によっても、行動に明らかな違いはある。例えば、男性社会の中に口コミはほとんど発生しない。これは、集落で待つ女性や子どもに食料を届けるため、狩りをする者同士で獲物がたくさん採れる猟場を教えるわけにはいかないのだ。

メールマーケティングは配信のタイミングを自分で選ぶ必要性があることから、通常のWEBマーケティングより、より繊細な判断が必要になってくる。人をよく見て、よく学ぶ必要がある。脳にどうすれば快楽を与えられるか、常に考えていく必要があるのである。

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この動画では、代表の日吉がメールマーケティングについてお伝えしたいことを簡素にまとめております。そしてその内容を動画にしております。株式会社プリモポストが、社会に対してどのような価値を提供しようと考えているのか。代表者の日吉がその想いを語った3分の物語です。