メールマーケティングの会社 PRIMOPOST

  • TOP
  • サービス概要

    メール関連サービス

    • メール・コンテンツ制作
    • メールクリーニングサービス
    • ドメインウォームアップサービス
    • ブラックリスト監視サービス
    • メルマガマーケティングの支援
    • Salesforce‧ Account Engagement(旧Pardot)の導入支援
    • ふるさと納税事業の推進支援

    動画関連サービス

    • ビジネス向け"アニメーション動画"制作

    集客関連サービス

    • 初めての"Google広告”運用支援

    その他サービス

    • “お客さまの声”を活用したPDCA構築支援
    • セミナー講師
    • 企業型確定拠出年金の導入
  • 商品
  • メールマーケティングとは

    メールマーケティングの基礎

    脳と身体の構造

    教科書のない世界

    ステップメール

    成長戦略プレイブック

  • 代表の思い

    メールマーケティングに目覚めた時

    プリモポストを選ぶメリット

  • 会社概要
  • マーケティングに関するブログ
お問い合わせ
トップページ

ブログ

blog

心理学の力。「コミットメントと一貫性」の原則をマーケティングに活用する!

2023.11.04

「コミットメントと一貫性」は、マーケティングの世界で非常に重要な概念です。これは、個人が自分の過去の行動や決定に対して一貫性を保つ傾向を指します。人々は、一度コミットしたことに対しては、その習慣を続けるように強く動機づけられます。

この心理学の原則は、「イエスの連鎖」というテクニックに活用されています。「イエスの連鎖」は、人々が一度 “はい”と答えると、その後も “はい”と答え続ける傾向を利用した手法で、特に営業やマーケティングの現場でよく見られます。

営業の場面での事例

例えば、営業マンが顧客に対して、”あなたはビジネスを成長させたいと思っていますか?” という質問をします。この質問に対して、ほとんどのビジネスオーナーは “はい”と答えるでしょう。次に、”あなたのビジネスにとって新規顧客獲得は重要ですか?”という質問をします。これもまた、ほとんどのビジネスオーナーが “はい”と答えるでしょう。

最後に、”私たちのサービスを使えば、新規顧客獲得を助けることができます。どう思いますか?”という提案をします。この時点で、顧客は既に2回 “はい”と答えているので、3回目の “はい”を引き出す確率が高くなります。このように、イエスの連鎖を利用した営業戦略は、顧客のコミットメントと一貫性の原則を巧みに活用することで、高い成果を生む可能性があります。

チャリティー団体での事例

チャリティー団体でも、イエスの連鎖は有効に利用されています。例えば、ある団体の代表者が次のような質問を投げかけることを考えてみましょう。

  1. あなたは環境問題について心配していますか?
  2. あなたは地球を守ることが大切だと思いますか?
  3. 我々の団体は環境保護活動に取り組んでいます。寄付を考えてみてはいかがでしょうか?

これらの質問は、人々が同意しやすい内容から始まり、次第に具体的な行動へと導くよう設計されています。このように、イエスの連鎖を利用することで、人々のコミットメントを引き出し、結果的に寄付行動に繋がります。選挙演説などでもよく見られる手法です。

BtoBマーケティングの場面での事例

BtoBマーケティングでは、企業間取引のマーケティング戦略もしっかりとした理論に基づいています。商品やサービスの購入は、課題解決のために行われ、その解決策は一貫性を持つ必要があります。

例えば、ある企業が新たな製品ラインを展開したとします。その製品に興味を持った見込み客に対して、営業担当者は以下のような質問を投げかけるかもしれません。

  1. あなたの会社では、生産効率を向上させることは重要ですか?
  2. 新しい技術を導入することで、生産効率が大幅に向上するとしたら、それに興味はありますか?
  3. 私たちの新製品は、最先端の技術を利用して生産効率を大幅に向上させることができます。導入を検討してみてはいかがでしょうか?

このようなアプローチを通じて、見込み客は自社の課題とその解決策について考え、最終的には新製品の導入を検討するようになるかもしれません。BtoBだから特別なことがあるわけではないのです。相手は人であり、チャリティー団体が行っている手法と本質的には同じなのです。

マーケティング担当者に読んでいただきたい図書

ロバート・チャルディーニの「影響力の武器」は、この分野の研究で非常に重要な地位を占めています。彼の研究は、人々がどのように影響を受けやすいか、そしてそれがどのように行動に変換されるかを詳しく解説しています。

例えば、彼の提唱する「一貫性の原則」によれば、人々は自分が公言したことや過去の行動に一貫性を保つように努力します。これは、自己イメージの維持と社会的な期待に対する反応として説明されます。

この原則は、マーケティングや営業の現場だけでなく、日常生活や人間関係の中でも広く見られます。友人に対して約束をした場合、その約束を守ることで自己イメージを維持しようとする傾向がありのも、一貫性の原理に基づくものと考えて過言ではありません。

最後に

「コミットメントと一貫性」の原則は、マーケティングにおける成功の鍵です。イエスの連鎖を活用することで、個人が自らの決定に責任を持ち、約束した行動を継続する可能性が高まります。営業戦略からチャリティー活動、BtoBやBtoCマーケティングに至るまで、この原則を応用することで、組織は目標達成の確率を大きく向上させることができます。

チャルディーニの研究は、個人が一貫した自己イメージを保とうとする心理的傾向を明らかにしています。これはマーケティングに限らず、日常生活や人間関係にも深く根ざしています。BtoCマーケティングでは、希少性の原理が購買意欲を高めるために用いられます。限定版や数量限定のラベルは、消費者の興味を引き、アクションへと駆り立てます。

これらの心理的原則の理解と適用は、顧客とのより深い関係を築く上で上手に使いこなすべきです。組織・団体のマーケティング担当者は自社のマーケティング戦略にこれらの原則を取り入れ、顧客の心を掴む一歩を踏み出しましょう。

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


検索

最近の記事一覧

  • “即迷惑メール判定”を回避 – 日本初の「ドメインウォームアップ」サービスを試験展開
  • 【最新】メール到達率に影響する7つの要素 – もうIPレピュテーションだけでは戦えない
  • “via.tokyo.jp”のような使い捨てメアドが、ドメイン評価を崩壊していく問題とは
  • Gmailが未開封メールを「ブロックしますか?」と確認している!到達率を下げるメールは送るな
  • ドメイン階層とレピュテーションの関係を解説!評価が届くかどうかを左右するメール認証と構造とは

人気記事一覧

  • 【2025年5月から施行】Outlookもメール認証(SPF・DKIM・DMARC)が義務化で、迷惑メール対策がさらに厳格
  • Gmailで送信制限を受けてしまった!どうやって解除する?
  • Gmailのアノテーション Gmailにプロモーションメールを配信するならアノテーション(Annotation)を使え!
  • 5社は覚えろ!メールのブラックリストを提供している世界のサービスプロバイダー
  • “via.tokyo.jp”のような使い捨てメアドが、ドメイン評価を崩壊していく問題とは

関連する記事

  • BtoBマーケティングにおける希少性の原理の積極的な活用
  • BtoBでも使える!脳が無意識に働く、返報性の原理とは
  • 選択肢のパラドックス。人は選択が多ければ多いほど不幸になる?
  • 自分に都合の良い情報だけを集める?確認バイアスの解明とそのビジネスへの影響
  • BtoBでも使える、社会的証明による見えない力
PAGE TOP
  • サービス概要
  • メールマーケティングとは
  • 代表の想い
  • 会社概要
  • お知らせ
  • ブログ
  • パートナー募集
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
株式会社プリモポスト

© PRIMOPOST.