メルマガABテストで試してみたいパターン

上長からの指示で
メルマガのABテストをしなくてはいけない。
でも、どんなABテストを行ったらいいかわからない。

そんな悩みごとがあるメルマガ担当者に
ABテストのパターンを3つご紹介いたします。

テストを行うだけで、
結果に違いが出てきますので、是非お試しください。

1.件名に氏名を入れる

もし、あなたが保有しているリストに
メールアドレスに紐づく氏名があれば、
メールの件名の頭に入れてみてください。

例)

  • 【山田 はな子さま】バーゲンのご案内

もっと深堀をしたければ、
氏名を入れるバージョンでも
ABテストができます。

例えば、

  • 【山田 はな子さま】バーゲンのご案内
  • 【山田 さま】バーゲンのご案内

私が日々受信しているメルマガの中に、
“氏”のみ入っているバージョンがあります。

この違いを調査するため、
過去にABテストを行ったことがありますが、
開封率に違いが出てきます。

話を元に戻します。

心理学に関する書籍でよく取り上げられる、
カクテルパーティー効果」という
脳が無意識に重要な情報を取りに行く働きをご存じでしょうか。

cocktailパーティー効果

どんなに混雑している中でも
自分の名前を呼ばれると振り向いてしまう
あの行動です。

氏名をメールの件名に入れることで、
反応する率が明らかに変わり、
最終的な数字にも変化が生じます。

一度お試しください。

2.件名に絵文字を入れてみる

メールの件名に
絵文字を入れて配信することが
できるメール配信ソフトが増えています。

マーク、マークなど、
ビジュアルから感情を操作できる
素材が使えるようになってきました。

1つの絵文字を入れることで
どのような違いが発生するか、
これもABテストを行うと結果が出やすいテストです。

例えば、

  • 山田 太郎さま】最後のご案内です
  • 【山田 太郎さま】最後のご案内です

このABテストは、
懸賞はがきで工夫をされている方と
ある意味同じ取組になります。

1つ目の効果として、
他のメールより確実に目立ちます。
結果的にメールを開封してもらう可能性が高まります。

配信成功という母集団を減らさずに、
そのままメール文面を見て頂くことができ、
最終的なコンバージョンに影響を与えられます。

2つ目の効果として
受け手に一工夫している努力感を伝えることができます。
メール文面にも”有益な情報”があるのではと期待を持たせることができます。

メルマガマーケティングにおいて、
たった1単語が最終的な成果に大きな
影響を与えることは多々あります。

このような地道な取組の積み上げも
大きな変化に繋がってきます。

3.HTMLメールの画像をGifアニメーションにする

普段HTMLメールを
配信しているという担当者であれば、
画像にほんの少しの工夫を加えてみてください。

例えば、温かい食品を販売しているのであれば
食品画像を静止画像としてそのままのせるのではなくて、
湯気があがるGifアニメーション画像に変更してみてください。

静止画像

スパゲッティの静止画像

 

Gifアニメーション画像

スパゲッティのアニメーション画像

冷たい食品であれば、
水滴が垂れるGifアニメーション画像でもOKです。

この画像のABテストは
商品販売数につながる取組になると思います。

“静止画像”と”動く画像”のABテスト。

動くものを追いかけるという
人間の本能に訴える画像が、
どのような影響を与えているのか確認できます。

魅力的な件名からメール文面まで入ったあと、
どのようなマインドセットをさせるべきか。
魅力的な画像を入れてテストしてみましょう。

最後に

ABテストは極力同じ環境
メール配信をするようにしてくださいね。
特に日時は必ず同じタイミングです。

例えば、日本のどこかで自然災害が発生したら
そのニュースを見て情報収集をするために
時間を費やす方が増えてしまいます。

つまり、
同じ環境下におけるABテストではないため、
不要な変数が入り、正しい結果を得ることができません。

同じではない環境下のテストは間違った結果を生み、
取組事態を誤った方向に導く可能性があります。

あなたの嗅覚がABテストに結果に対して
“怪しい”と感じたら、何回か同じテストを行い
確信にまで持っていくことをお勧めしますいたします。

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