メールマーケティングの会社 PRIMOPOST

  • TOP
  • サービス概要

    メール関連サービス

    • メール・コンテンツ制作
    • メール開封率・到達率改善サービス
    • メールクリーニングサービス
    • ドメインウォームアップサービス
    • SPFの自動フラット化サービス
    • ブラックリスト監視サービス
  • 商品
  • 会社概要
  • マーケティングに関するブログ
お問い合わせ
トップページ

ブログ

blog

メール送信者にロゴ表示を。BIMI(ビミ)を実装するための手順について

2023.11.13
日吉 浩之のプロフィール写真

株式会社プリモポスト 取締役

日吉 浩之 メール到達エバンジェリスト

BIMI(Brand Indicators for Message Identification)は、電子メールマーケティングにおいて、信頼性とブランド認知度を高める重要な手段です。メルマガ担当者がBIMIロゴを使用するためのステップを解説したいと思います。日本ではドメイン管理のマーケットを”お名前ドットコム”が圧倒的なシェアをとっていると思います。

お名前ドットコムでドメインを取得しており、GmailやOutlookを使用している場合、BIMIを導入するにはGmailやOutlookを利用しているかどうかに関わらず同じ手続きが必要です。

BIMIを導入するための手続きについて

BIMIを導入するためには、どのドメイン提供事業者においても同じ手続きが必要になります。

1. SPF、DKIM、およびDMARCの設定

お名前ドットコムで取得したドメインのDNS設定にアクセスし、SPF、DKIM、およびDMARCレコードを設定します。

SPF(Sender Policy Framework)レコードの設定

送信メールサーバーを認証するためのSPFレコードをDNSに追加します。これにより、ドメイン名を使って不正なメールを送信するスパムやフィッシングを防ぐのに役立ちます。

DKIM(DomainKeys Identified Mail)レコードの設定

DKIMレコードの設定は、電子メールが送信される際に付加されるデジタル署名を通じ、あなたのドメインから送信される電子メールの真正性を確認し、スパムやフィッシングから受信者を守るために使用されます。

DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)レコードの設定

DMARCレコードの設定は、電子メールの認証プロセスを強化し、スパムやフィッシング攻撃からドメインを保護するために用いられます。DMARCは、SPF(Sender Policy Framework)とDKIM(DomainKeys Identified Mail)の結果に基づいて、ドメインから送信されるメールの取り扱いをWEB上の電話帳にもあたるDNS(Domain Name System / インターネット上でのドメイン名とIPアドレスの相互変換を行うシステム)に設定します。

2. 証明書(VMC)の取得

必要に応じてVerified Mark Certificate(VMC)を取得します。これは特にGmailでBIMIを使用する際に重要です。具体的にはDigiCertやEntrustのサービスを使います。費用に関しましては、各社にお尋ねください。

3. ロゴの登録

ブランドのロゴをSVG形式で準備します。準備したロゴをBIMIレコードとしてDNSに追加します。SVG形式はベクトルベースの画像形式で、どんな画面サイズにも適応し、品質が低下しないため、メールクライアントでの表示に適しています。

BIMIにはSVGファイルに関する特定の要件があります。ロゴは平面(2D)で、ユーザが簡単に認識できるように一見でわかる簡素化されたデザインである必要があります。

Adobe社が無料でJPGとPNGをSVGに変換するサービスを提供しております。こちらもご活用ください。

Gmailユーザー(Google Workspace)の場合

Gmailでビジネス用のメールを使用している場合、Google Workspaceの管理者設定でSPF、DKIM、DMARCの設定を行います。また、Google WorkspaceのDNS設定にBIMIレコードを追加します。

https://support.google.com/a/answer/2466563?hl=ja&ref_topic=2759254&sjid=230350137094010559-AP

Outlookユーザー(Office 365)の場合

Outlookをビジネス用途で使用している場合、Office 365の管理者センターでSPF、DKIM、DMARCの設定を行います。DNS設定の更新: お名前ドットコムのDNS設定を更新し、必要なレコードを追加します。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/security/office-365-security/email-authentication-dmarc-configure?view=o365-worldwide

最後に

どちらのメールサービスを利用している場合でも、主にお名前ドットコムでドメインのDNS設定を行い、必要に応じてGmailやOutlookの設定を更新する必要があります。BIMIの設定は、ブランドの信頼性を高めるだけでなく、メールセキュリティを強化する上でも重要です。キュリティを重視する企業にとって賢明な選択です。基本的な認証(SPFとDKIM)がまだ設定されていない場合は、そこから始める必要があります。

記事一覧に戻る

関連商品

  • ベアメール – DMARCレポート分析機能

    ベアメール
    DMARCセキュリティ
    ベアメールの「迷惑メールスコアリング」は、メールの到達率を改善するサービスです。DMARCレポートを自動分析し可視化することで、専門知識がなくても自社のセキュリティ状況を簡単に把握できます。送信元IPやエラー傾向の分析、なりすまし検知など、多様な機能で運用をサポートします。
  • Hirameki 7

    フォーム機能メール配信名刺管理無料トライアル
    Hirameki 7は、中小企業や個人事業主向けのメール配信プラットフォームです。直感的なHTMLメールエディタやAI機能で、誰でも簡単にデザイン性の高いメールを作成できます。月額800円からの低価格で、メール配信だけでなく名刺管理や案件管理機能も利用可能です。
  • Mailcrux(メールクラックス)

    SMTPリレーメール配信無料トライアル
    Mailcrux(メールクラックス)は、企業のメール送信課題を解決するSMTPリレーサービスです。合理的な価格でSMTP接続とAPIの両方に対応。既存システムに設定するだけで、高到達率かつ安定した大量メール配信が可能です。ご利用にあたっては、事前に保有リストのクリーニングが必要です。
  • PowerDMARC

    DMARCセキュリティ
    PowerDMARCは、DMARC、SPF、DKIMなど複数のメール認証を統合管理できる多機能プラットフォームです。フィッシングやなりすましから企業ドメインを保護し、メールの到達率とブランドの信頼性を高めます。高度な脅威インテリジェンスと分析機能により、不正なメール活動を早期に検知します。
  • ブラストエンジン(blastengine)

    SMTPリレーメール配信無料トライアル
    blastengineは、APIやSMTPリレーで簡単にメール配信を実現する国産の高性能メール送信サービス。高い到達率と手厚いサポートで、エンジニアの負担を軽減します。
  • ベアメール – メールリレーサービス

    ベアメール
    SMTPリレーメール配信無料トライアル
    ベアメールは、株式会社リンクが提供するクラウド型メールリレーサービスです。ECサイトの通知など、お客さまに確実に届けたいメールを高速かつ安全に配信します。煩雑なサーバー運用を意識することなく、高評価のIPと手厚いサポート体制で、メールの到達率を劇的に向上させ、運用負荷を大幅に軽減します。
商品一覧を見る

検索

ドメインウォームアップの窓口
メールクリーニングの窓口

最近の記事一覧

  • Google Workspace(Gmail)のPC版に登場!「配信登録を管理」機能とは何か
  • Gmailの「青いチェックマーク」を表示させるには?商標未登録でもCMCから始めるBIMI導入ロードマップ
  • スパムハウスが語るメールマーケティング成功の3原則 – 信頼・配信・ウォームアップ –
  • 【11月27日(木)12:00-13:00 開催】Lunchウェビナーのお知らせ
  • 【2025年11月施行】Googleがメールの送信者ガイドラインを遵守しない送信者への対策強化をFAQで発表

人気記事一覧

  • Google Workspace(Gmail)のPC版に登場!「配信登録を管理」機能とは何か
  • 【2025年11月施行】Googleがメールの送信者ガイドラインを遵守しない送信者への対策強化をFAQで発表
  • 個人情報の「第三者提供」と「第三者委託」の違いとは?具体例で分かりやすく解説
  • SPFレコードの上限回数の回避 【解決策】SPFレコードのinclude上限回数を回避する方法とは
  • 【重要】Microsoft 365のドメイン変更:知らないとメールが届かなくなる?対応方法を解説

関連する記事

  • SFPとは。メール使うすべての担当者が知っておくべき基礎知識
  • 認知科学に基づくスマートなタイミング戦略
  • Gmailにメールが届かない問題は氷山の一角 目にするGmailにメールが届かない(迷惑メールに入る)問題は氷山の一角
  • 必ず数字になる!ふるさと納税の推進に保有するEmailアドレスを最大限活用する!
  • メールマーケティングにおけるバウンス率や開封率は、キャッチオールのメアドで歪められる
PAGE TOP
  • サービス概要
  • 会社概要
  • お知らせ
  • ブログ
  • 成長戦略プレイブック
  • パートナー募集
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
株式会社プリモポスト

© PRIMOPOST.